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年輪のように歳を重ねていきませう
2019/05/20 |
花日記ちょっとライフワークでお手伝い。
「結婚式で使いたいんです!」と、たくさん木を持って参上した、町内に住む若いご夫婦。
以前から色々と繋がりがあったので、嬉しいご報告とともに相談を受け、「いいよ。やってみようよ。」と気軽にチャレンジすることに。
京丹波の木(ヒノキ)を使って、席札とウエディングツリー(木製の結婚証明書。木の絵が書いてあって、参列者に葉っぱのハンコと名前を書いてもらう)をつくりたいとのこと。
持参された材料を見ると、たくさんのバームクーヘン…!?ようするに「輪切り」でした。
私たち木工屋の木の使い方は、縦切りのバームクーヘンです(わかりにくいー)
無印良品のバームクーヘンの切り方には親近感が湧きます。あれのもっと長いバージョンが、私たちの素材・木である。
でも彼らが持ってきたのは、薄いクラブハリエ(大好物)。
皆さんには何が違うのかピンとこないかもしれませんが、私たちにとっては似て非なるもので、繊維に沿って加工するのが日常で、繊維の断面図を加工するのが今回。
実は普段使っている機械も手工具も何もかも、ほぼ使えません(笑)実は全てにおいて不慣れで、私たちもある意味素人同然!?(笑)
ああだこうだ言いながらも、若き夫婦に頑張ってもらい、なんとか磨いてもらいました。
お名前の下にある草の模様は二人お名前をもじってデザインしました◎シンプルだけど気にってくれたのでよかった。
80人弱のお名前をなんとか焼き入れ、箱詰めした姿。とても可愛い♡
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無事式を終えて、モノホンのクラブハリエのバームクーヘンと共に、報告しにきてくれました(^^)
写真いっぱい見せてもらって、幸せのおすそ分け♡♡
皆さんにも楽しんでもらえて、とても思い出深い良いお式になったみたい◎
お皿の上でナフキンに包まれた、席札の可愛らしかったこと!
キラキラ輝く式場で、マットな白木の切り株はひときわ清く浮かんで、美しかったです☆
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