正円ではありませんので、ほぼ円卓です。
不完全なパーフェクト・・・
"欠けている"ということで、 壁にぴたり寄せることができ、立て掛けて置いておくこともできます。 書きものがしたい時は、真っすぐの面に向かうと使いやすいです。 円卓のもつ可愛らしいフォルムを残しつつ、 四角いテーブルの良さも兼ねそろえた円卓です。
このカタチが生まれたのは、5年ほど前、 雰囲気のある素敵な木があったので、それで円卓をつくることにしました。 でも、残念なことに正円をつくるだけの材料はなかったので、 あるだけの木を使って製作したところ、欠けた円卓になってしまいました。 ところが使ってみると、意外にその欠けた部分が役に立って、 何とも言えない使いここちを生みました。 木があるからこそ生まれたカタチ。木がなかったからこそ生まれたカタチ。 だから良いのかもしれません。
天板は、赤みがかった深い色合いが特徴の、チェリー。
2つあれば、くっつけると変わったカタチのテーブルになります。 (不完全は無限大∞?) ちなみに、左のテーブルが元となったもの。 こちらも天板はチェリー、4年使ってこんなにも濃くなりました。