なおこさんの食器棚

「高さは1510mm」
なによりも一番最初に決まっていた、旦那さまのこだわりの寸法です。
この食器棚は、なおこさんと同じ背丈・・・
それは自然と、なおこさんにとって使いやすいサイズになるのだと思います。

奥行きは350mmと浅めですので、圧迫感を与えません。
ダイニングはもちろん、リビングにあっても良い存在感のサイズです。


広く開けられる三枚扉は使いやすく、下段の方が少し大きくて安定感があります。
扉に手をかけて開けることができますので、取手は無くスッキリと仕上がりました。



・・・・・ "ひきだし" ではなく "トレー" ・・・・・

トレーであれば、使いやすい棚の高さに置くことができますし、箱から多少上に飛び出ていても大丈夫。
カトラリーはもちろん、小さいお皿や布ものをいれるなどなど・・・
そのまま食卓へだすこともでき、様々な使い方を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
さらに中に入れたものがわかりやすいように、前面の木の種類を変えています。

積み重ねた時、前後左右にずれにくくする 
ために底には傾斜がついています。    
箱が浮いているようにも見え、綺麗です。 
 中身によって使い分けれるように、
 180mm/150mm/120mm
 と、3種類の大きさがあります。

搬入のことを考えて、大きな家具はこうして分けられるよう製作しています。



← 三人をかたどった「おまけ」‥‥と言いつつ、彼らには非常に重大な任務が。

娘さんがお腹にいる頃にはじまり、2年を経てようやくお届けできました。
良く使う家具だけに、使い勝手がとても重要な食器棚。
ひとつ入ることでお部屋の印象はもちろん、日々の生活のカタチさえ変わることもあります。
それだけに、全体の大きさや棚の高さなどのサイズ選びがとても大切になります。
実際にシミュレーションをしていただくなど、時間をかけてご相談させていただきました。
待ちに待った食器棚だけに、とても喜んでいただけたと感じます。




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